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専門家の声:社会保険労務士法人葵経営 皆川雅彦様
2022.10.21
iTimeは勤怠・工数管理システムとして、経営者の方にはもちろん従業員の皆様にも働き方の改善という価値を提供しています。 変化の激しい現代において、勤怠管理や工数管理がどのような意味を持つのか、人事労務管理の専門家にお話を伺いました。 【今回お話を伺った方】 社会保険労務士法人 葵経営 代表社員 皆川雅彦(特定社会保険労務士・経営学修士(MBA)) <公職> ・労働保険事務組合葵経営 会長 ・茨城県社会保険労務士会 副会長(理事) 総合労働相談所長 ・(公財)21世紀職業財団 ハラスメント防止コンサルタント ・(一社)茨城県経営者協会 士業ネットワークの会 会長 ・水戸地方裁判所 調停委員・司法委員 勤怠管理は人事労務管理の要です! 私が社会保険労務士及び人事コンサルタントとして、日々様々な業種・規模のお客様と接する中で、企業経営、事業運営における『ヒューマンリソースマネジメント』はとても重要であるにもかかわらず、十分に手を付けることができていない企業が多いなと実感しています。 私が考える『ヒューマンリソースマネジメント』とは、人材を重要な経営資源の一つと捉え、管理・モチベート・育成していくという意味合いです。 その人事労務管理の出発点は、まさに勤怠管理からだと考えています。日々の勤怠状況を人ごと、時系列で見ていくと、業務効率性やメンタルの状況といった様々なことに気づくことができます。 2019年より働き方改革がスタート! 働き方改革の3つの柱は、①有給休暇年5日取得義務化、②時間外労働の上限規制、③同一労働同一賃金の推進といっていいでしょう。 なかでも時間外労働の上限規制の前提として、管理監督者も含めた労働時間を把握していくこと及びその中身を分析し生産性向上につなげていくことは必須の課題です。 勤怠管理の現状とそこから見えてくる課題 勤怠管理の現状は、業種・業態、企業規模によって様々です。例えば、手書きや日報で管理している企業もあれば、タイムカードを打刻し手計算の企業、外勤の社員については自己申告にお任せという企業もあります。 また、現地までの移動時間をどう扱うか、手待ち時間をどう扱うかといった実務上の課題。さらに、特定のスキルを持つ社員に負荷がかかる現状をどう平準化するか、マルチタスクや多能化が必要なことは理解しているがどのように進めて行くか、そもそも業務量に対して人員が不足しているが必要な人材を確保できない、人が育たない、離職率が高い等の人事労務上の課題も見えてきます。 iTimeの効果的な活用 手書きや手計算での勤怠管理は非効率的ですし、間違いも発生しやすいでと言えるでしょう。そして、業務全体のデジタル化やDX化を進めて行くうえで他のシステムとの非整合性という課題も浮き彫りになってきます。 勤怠管理のツールとして、さらに業務の生産性向上の支援ツールとしての強力なサポート役となるのがiTimeシステムではないかと考えています。 私なりに捉えているiTimeシステムの優れた点をまとめてみました。 使いやすい(操作性の優れた)自動集計機能 変形労働時間制といった柔軟な働き方への対応 打刻ツールの多様性 給与ソフトとの連動制 工数管理 特に、工数管理では、誰がどの業務にどのくらい時間を使っているか、要は業務の見える化を図ることで、業務効率化およびプロジェクト単位での生産性向上に繋がる機能だと考えています。 当法人においても活用していますし、当法人のクライアント向けの働き方コンサルティングにおいても推奨して活用いただいております。 ― 皆川先生、解説ありがとうございました。iTime・株式会社アプリシエイトをよろしくお願いいたします。
- 専門家の声
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用途に合わせた打刻方法
2022.10.20
ICカード打刻・指静脈登録・スマホ登録など多彩な打刻方法がございます。
- 機能紹介
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事例紹介:株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
2022.10.20
部署ごとの労働時間を把握して、適切な人材配置や採用を行いたいです。 茨城県水戸市を本拠地とするホーリーホック様は、プロサッカーチームの運営を行っています。同社では、社員の工数管理のためiTimeをご利用いただいており、導入によって仕事内容の把握や、業務の再配分がしやすくなったといいます。 今回の利用者インタビューではiTimeをどのようにご利用されているのか、その効果についてお伺いしました。 用途:工数管理 課題:従業員の業務と稼働時間の把握 効果:業務の再配分による負荷軽減、人材配置・採用の見直しなど 【今回お話を伺った方】 ・経営企画室総務執行役員兼営業部部長:鈴木 郁恵様 事業内容と鈴木様の役割について教えてください 鈴木様:茨城県水戸市を本拠地とするプロサッカーチーム「水戸ホーリーホック」の運営をしています。また各種スポーツに関するイベントの企画・実施を手掛けています。 私の役割としては、総務と営業、管理の仕事と、チーム運営業務に幅広く携わっています。 iTimes導入のきっかけは何ですか 鈴木様:当社の社外取締役であるアプリシエイトの和田社長に勧めていただいたのがきっかけでした。経営企画室としては、かねてより労務管理や人の採用に課題を感じていたので、すぐに導入を検討しました。 導入前にはどのような課題を抱えていらっしゃいましたか 鈴木様:本業がクラブチームの運営ということもあってか、働く形態が特殊で、正社員と業務委託の人が一緒に働いているんです。就業規則がある場合と、労働時間が自由に選択できる場合が混在していて、人の管理が大変な状況でした。メンバーが何の仕事にどれだけ時間を使っているのかを見える化したいと考えていました。 iTime導入後、どのような変化がありましたか 鈴木様:社員の業務管理がしやすくなったと感じています。部署内で仕事量に偏りが生まれていることも分かり、業務の再配分を行って負担軽減を行うなど改善をしています。また、自分の時間の使い方を振り返る機会になったと言っているメンバーもいます。 普段の業務での使い方について教えてください 鈴木様:社員に関しては勤怠入力という形で、経営層は従業員の業務と稼働時間の把握という形で使っています。プロジェクトごとに誰が何時間使っているのか確認して、業務の見直しや人材の採用・配置などに活かしています。 iTimeをどの様な人におすすめしたいですか 鈴木様:当社と同じようなクラブチームの運営会社ですかね。この業界はスポーツの仕事に携わるのが生き甲斐という人が多く、好きゆえにいくらでも働けてしまうという人が多いんです。身体を壊しては大変ですし、法律の問題もありますので、きちんと管理しなければなならないので、iTimeのようなツールは必要とされるのではないでしょうか。 最後に、今後iTimeを使ってやりたいことを教えてください 鈴木様:経営企画室としては、採用や業務の最適化ツールとして使いたいと考えています。部署ごとの労働時間・残業時間を把握して、適切な人材配置や採用を行いたいです。 ― インタビューへのご協力、ありがとうございました。引き続き、iTime・株式会社アプリシエイトをよろしくお願いいたします。 社名:株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック 事業内容:プロサッカークラブの運営 設立:1997年 2月 7日 従業員数:13名(2018年度) 本社所在地:茨城県水戸市宮町1丁目7-44 1階-105-1区画 URL:https://www.mito-hollyhock.net/
- 事例
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事例紹介:アイガ電子工業株式会社
2022.10.20
勤怠の集計作業を大幅に削減することができました。 茨城県日立市のアイガ電子工業様は、主な事業として電子機器の設計・製造を行っています。同社では、従来紙のタイムカードで行っていた勤怠管理をiTimeで行うようになったことで、毎月の勤怠集計作業の効率化を実現されました。 また間接部門の業務工数を可視化したことで、部署単位の生産性向上ができたと言います。今回の利用者インタビューではiTimeをどのようにご利用されているのか、その効果についてお伺いしました。 用途:勤怠管理、工数管理 課題:タイムカード利用による集計作業の手間 効果:担当者2名で月30時間以上行っていた集計作業を削減 【今回お話を伺った方】 ・代表取締役社長:益子 貴行様 ・管理課 総務グループ 課長代理:小田和 太様 事業内容について教えてください 益子様:茨城県日立市でモノづくりをしている会社です。日立製作所が主な取引先で、インフラや建設機器業界で使用される電子機器基盤の設計・製造を行っています。 お客様と打ち合わせをして、高機能要求に応えられる部品を製造し、それらの商品保証の検査、商社販売までを自社で行っている点が特長です。 iTimes導入のきっかけは何ですか 小田和様:公益財団法人いばらき中小企業グローバル推進機構の方から、業務効率化に関する勉強会に案内して頂いたのがきっかけでした。それまで弊社ではモノづくりに携わっているメンバーに対しては、効率化や業務の可視化を行っていたのですが、間接(管理)部門の工数までは細かくチェックしていませんでした。120名ほどの社員のうち半数は間接部門になるため、それらの把握が全社的な生産性の向上に繋がると考えました。 導入前にはどのような課題を抱えていらっしゃいましたか 小田和様:勤怠管理と工数管理、いずれも集計作業の手間という問題がありました。iTimeを導入するまで、勤怠集計を紙のタイムカードを使ってほぼ手作業で行っていたと思います。日立市の千石町だけでなく、遠方の石岡市にも拠点があり、それらを合算した約200名分の集計作業を担当者2名で、月30時間以上を費やして行っていました。 益子様:工数管理も、メンバーが紙に記載したものをExcelで集計するという形をとっていたので、データの入力という工程が発生しており、とても効率が悪いなと感じていました。 iTime導入後、どのような変化がありましたか 益子様:間違いなく、勤怠管理・工数管理の効率が良くなったと思っています。従来発生していた手作業での転記という作業がなくなったので、勤怠の集計作業を大幅に削減することができました。 経営者の立場としては、生産性が低い作業が明らかになったので、それを無くそうという動きができたのが良かったです。「この作業ってこんな掛かっているの?!」という気付きが得られました。また、どうしたら生産性高く仕事ができるかを部署単位で考えてもらうネタとして活用しています。 普段の業務での使い方について教えてください 小田和様:週単位で勤務予定を各人に入れてもらい、それらを勤怠表としてエクスポートして社員の稼働状況を確認しています。また月の残業上限を45時間に設定しているのですが、その上限に近づいたタイミングで本人と上長に通知が来るアラート機能も使っています。 工数管理については、設計部門で案件に対して想定している時間と、実際の稼働時間にどれほどの差があるのかを確認し、業務の改善や分担内容の見直しを行っています。 さらに1ヶ月に1回、業務の改善について管理職で話し合う場を設けています。 特に気に入っている機能はありますか 小和田様:検索する際、条件に該当する人の候補(サジェスト)が出てくるのが便利です。氏名がうろ覚えであっても、探したい人の項目を確認できるため業務が捗ります。 iTimeをどの様な人におすすめしたいですか 益子様:勤怠だけではなく、工数管理に苦労している企業におすすめです。モノづくりだけでなく、デスクワーク系の人材が多い会社。生産性・コスト意識に関心がある会社、間接部門の費用対効果を明らかにしたい会社、などに勧めたいですね。 最後に、今後iTimeを使ってやりたいことを教えてください 益子様:売上はもちろん、業務に関する数字を見える化して、データを元に改善し、生産性を上げて、従業員の皆さんのお給料や休暇を増やしたいと思っています。 ― インタビューへのご協力、ありがとうございました。iTime・株式会社アプリシエイトをよろしくお願いいたします。 社名:アイガ電子工業株式会社 事業内容:電子機器の設計・製造 設立:1946年3月3日 従業員数:163名 本社所在地:茨城県日立市千石町3-17-15 URL:https://aiga.co.jp/
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2022.10.17
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